概要

概要

組合長あいさつ

 

kumiaichou

 組合員の皆さまには、日頃より農協事業に対し深いご理解と多大なるご協力賜り心よりお礼申し上げます。

 昨年を振り返ると、日本の農政は混乱を極めていました。首相の諮問機関である規制改革推進会議は、全農の委託販売廃止、生産資材部門の資材メーカーへの譲渡、信用事業を営む農協の半減などを提言し、農業改革はいつの間にか農協改革に変貌してしまいました。そもそも一民間団体である農協に改革を提言するのは、政治の不当介入です。なにより農協改革は自主改革が基本であり、政治の力によってなされるものでは断じてありません。

 

 この情勢下で、皆さまが最もご心配されているのが、平成30年以降に行われる米の生産調整数量目標の配分の廃止だと思います。これにより、主食用米の供給が需要を上回り、米価が更に下落するのではないかと懸念する声が聞こえてきます。

 しかし、飼料用米への手厚い補助金、外食・中食産業向けの業務用米の増加、行政による野菜などの高収益作物導入推進、減少の一途を辿る農業従事者。これらを勘案すると、生産調整の見直しが、米価の下落にすぐさま結びつくとは一概に言えません。

 しかも、当農協においては、米卸などの実需者から産地指定が多く、需要に対し供給が不足しています。全国的に米の増産を志向する農協は多くありませんが、私たちは今日まで積み重ねてきた実需者との信頼関係を生かし、積極的な米の生産販売に舵を切ってまいります。安心して米を作ってもらえる環境を構築することが農協の使命です。

 また今年度、園芸・果樹作目の販売高は過去最高の713,800万円を達成する見込みですが、さらに園芸・果樹作目の振興も拡充し、所得向上を目指してまいります。全国一の複合化産地の拡充のため、そして作目別の専門性・機動性を発揮するための一歩として、営農経済部の機構を園芸果樹課は園芸課と果樹課に、米穀畜産販売課は米穀課と畜産課に再編し、3月より事業を展開しております。

 政府によるTPP関連対策の練り直しや農協改革、生産調整の見直しなどにより、この1年間で地域農業を取り巻く情勢は、予想だにしないほど激変しました。そんな状況下でも、私たちはあるべき姿の実現に向け、トップスピードで邁進してまいります。その実現のため、昨年の臨時総代会でご承認いただきました「地域農業振興計画」の再構築を決断しました。第2次横手市農業振興計画と整合性を深め、連携を密にした上で、一つ一つの課題に対する解決策をさらに深化させた「地域農業振興計画・改訂版」を策定し、6月の通常総代会でお示しいたします。

 さて、当農協の経営状況ですが、平成28年度は貯金量の増加や予約購買品の供給が堅調に推移したこともあり、事業総利益は前年対比101.4%3,707百万円を見込んでおります。

 平成29年度計画は中期経営計画に掲げた経営理念・基本目標を踏襲し、環境の変化に即応した各事業部門の個別具体的な方策をお示ししております。

 日本農業は、近い将来、自国の食糧すら賄えず輸入に頼らざるを得ないリスクに加え、農地を荒廃させるリスクをも含有しています。農家の所得向上が、生産者の減少に歯止めをかけ、ひいては緑豊かな地域の存続に繋がると信じています。地域農業の主役が皆さまであり続けるため、平成29年度も役職員一同「頭は低く、足は軽く、心は熱く」を行動指針に頑張ってまいります。

 今後もより一層のお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。 

 

秋田ふるさと農業協同組合
代表理事組合長 小田嶋 契

 

経営指針

 

【もうかる農業・最大サービス】
1.我がJAは、相互扶助の理念に基づき、総合業務機能の特性・事業施設機能および人的資源を効果的に発揮し、儲かる農業の実現と組合員および地域の人々に最大限のサービスを提供する事業展開を進めます。

【ふれあい・声】
2.我がJAは、人と人との関わり合いを大切にし、組合員・地域の人々・役職員のふれあい活動の積極的展開によって、連帯意識を高めるとともに、組合員・地域の人々・組織に働く人達の「声」に応える運営を進めます。

【担い手組織要請・女性参画】
3.我がJAは、農業の維持発展の核となる担い手や営農組織の育成に全力を挙げると共に、女性農業者のJA運営参画を積極的に進めます。

【計 画 経 営】
4.我がJAは、目標達成に向けた施設展開の基盤となる強固な経営体を築くため、財務の健全化と経営収支確立に向けた「計画経営」を推し進めます。

【経 営 改 革】
5.我がJAは、既成概念や形式主義を排し、常に組織・事業が効果的に機能するために、課題解決方式の運営と経営改善・改革を積極的に進めます。

【遵 法・透 明】
6.我がJAは、組織の社会的使命・責任の重要性に鑑み、コンプライアンス(法令・諸規則等の遵守)を推進するとともに、情報等の開示により透明性の高い運営を進めます。

【人材育成・職場づくり】
7.我がJAは、常に信頼され、新しい時代を切り開く有能な意欲ある人材育成に努めるとともに、この組織に働く人々に喜びと生き甲斐のある職場づくりを進めます。

 

JA秋田ふるさとの概要


当地域は、秋田県南部の内陸部に広がる横手盆地の中央部に位置し、横手市と美郷町の一部を含む東西約35km、南北約20kmの地域です。
東は奥羽山脈沿いにりんごを中心とする樹園地が連なり、西の出羽丘陵地帯では草資源に恵まれ畜産が振興されています。中央から西部にかけては奥羽山脈系を 水源とする雄物川流域に水田を主体とする肥沃な耕地が展開され、県内随一の複合農業地帯となっています。

気象は典型的な内陸性気候。積雪量は1.0~1.5mと県内有数の豪雪地帯ですが、暖候期は温暖で日照に恵まれ、気温の日較差も大きく農業生産に適しています。

 

組織概要

 

■名称■
秋田ふるさと農業協同組合(あきたふるさとのうぎょうきょうどうくみあい)

■本店所在地■
〒013-0036 秋田県横手市駅前町6番22号
TEL 0182-35-2630(代) FAX 0182-35-2701
URL http://www.akita-furusato.or.jp

■組織の概要■(2016年3月31日現在)

組合員数 17,642 人
(正組合員) 13,209人
(准組合員) 4,433人
貯金 874億9912万円
貸付金 311億240万円
購買品供給高 62億2872万円
販売品販売高 175億4717万円
共済保有高(保障) 4515億9752万円


■ロゴマーク■
マークを構成するパーツをそれぞれ「山」 「川」「木」と見立てふるさとの自然を表し、 赤い丸は「人」「暮らし」を表現しています。 全体がふるさとの「ふ」に見えるようにデザインしたものです。

■イメージキャラクター■
平成12年度から、ふるさと産で販売される青果物のイメージキャラクターとして、増田町出身の漫画家矢口高雄氏の作品「釣りキチ三平」を起用し、他産地との差別化を図ります。
(c)矢口高雄 All rights reserved.